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そんなこんなで福岡○央警察署に到着したソラリアのお母さんと、英語教師、それから私ですが、それぞれ別室にて事情を聞かれることになりました。
三者の主張それそ゜れに聞く事で、聴取した内容の信憑性を確認するわけです。
とにかく私は依頼人から言われるまでは、お母さんからの指示とおり「親戚」と云う事で通すことになります。
もちろんお母さんには、警察には本当のことを話して下さいねと言ってありますから、それまでは親戚として、英語教師の悪事について話を続けました。
 
知能犯係の刑事
「で、あなたと○○さん(ソラリアのお母さんのこと)は、親戚だと云う事ですね。」
藤原
「はい。」
刑事
「では、経緯を聞かせてください。」
藤原
「カクカクシカジカ・・・・・・・・・・です。」
別の刑事が近づいてくる。
「○○さんは、探偵社に頼んだといわれているけども、探偵社の方ですね。」
藤原
「はい。すみません。○○さんから仰っていただくまでは素性を言えませんでしたから。」
と言って名刺を差し出した。
探偵業法の法制化に寄与している日調協の会員である。「公安委員会に届出があるから確認してください。」と言い、事情の説明に戻った。
 
藤原
「○○さんは、被害届を提出するとおっしゃっていますか?」
刑事
「迷っているみたいですよ。こちらも被害届けが出てから捜査してみないと詐欺で立件できるかは分かりませんけど、現時点で○大学や○○などの関係先に聞くところによればウソが見えてきてますから、間違いなく詐欺でいけるとは思います。後は○○さん次第ですよ。」
藤原
「○○さんの事情聴取は終わったのですか?お会いする事はできますか?」
刑事
「確認しましょう。」
と言い、立って行った。
 
 
おそらくお母さんが、家族に知られたくないことや、心の優しさから、被害届を出すことに躊躇しているのだろう。900万の金銭も絡んでいることであるし、慎重に判断が必要である。決断にはいろいろなケースを聞いて判断して欲しかった。
 
刑事が戻ってきた。
 
刑事
「どうぞ。こちらです。」
藤原
「はい。」
 
私は促されて立ち上がった。
 
 
つづく
 
 
by  藤原