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彼に事情を聞く為、警察署へと連行した。
 
警官「なんで黙って居なくなったの?」
彼「・・・・。」
警官「学校は?」
彼「いや、全然行ってないです。」
警官「ずっとパチンコしてなのか?」
彼「はい。ずっとサウナに泊まって渋谷に居ました。」
彼「今日、渋谷から離れようと思っていたとこです。」
 
あと1日遅ければ彼を探し出すのは難航したであろう。
彼は、渋谷を離れ、他の街に行こうとしていたと云う。
結局、失踪の原因は、不明であり、なんとなく家出をしたと云う彼の元に
5時間後、福岡から両親と祖父母が駆けつけた。
 
両親は、彼の姿を見るなり、涙を浮かべながら無言で彼を抱きしめた。
 
父「本当にありがとうございました。」
大崎「よかったですね。」
 
感動の再開を果たし、一家は渋谷の街へと消えていった。
その時、大崎の携帯が鳴った。
 
大崎「部長からだ!」
大崎「はい、大崎です。」
部長「お疲れさん!今、20時だろ?今日中に帰って来い!」
大崎「なんですとぉ!!!!!!!!!!!」
大崎「ホンとですかぁ?」
部長「明日、現場があるけん頼む!ガチャ!」
大崎「(;゜ロ゜)ハッ !部長〜!部長!?」
 
と、云う訳で羽田からの最終便で帰福したのであった・・・・