GPS大手清涼飲料メーカー「伊藤園」(東京都渋谷区)を脅し、現金2000万円を要求したとして、警視庁捜査1課は11日までに、恐喝未遂の疑いで東京都足立区神明、タクシー運転手椚武司容疑者(44)と同居のフィリピン国籍の女(42)を逮捕したそうだ。
椚容疑者は「伊藤園に恨みはないが借金で生活が苦しかった」と供述していると言う。
探偵社へは、良く依頼人から電話の着信明細なるものは取れないか?と問い合わせが来る。
今回のこの事件について、警察側が電話を逆探知したのか着信履歴を取得したのかは定かではない。
以前、福岡空港近くで女性が殺害された事件があったが、未だ記憶に新しい。犯人は、妻子があり、殺害した女性から奪った携帯を使いつづけていたことから、携帯の基地局からの情報で位置が特定されたようだ。
携帯を肌身離さず持ち、生活の必需品となっているが、携帯がカードに変わって商品購入の決済がなされるようになり、さらにはそれがなければ一切の物品が購入不能となると、私たちの個人の位置はすぐに特定されるようになる。
個人情報保護条例が制定され、個人のプライバシーがうたわれる反面、国家の犯罪防止と称して実行されている行為は、利用の方法いかんに因って、著しく個人のプライバシーを侵害するものとなりえるでしょう。
個人の位置情報は、直接目で見なくても分かるのです。
又、個人の情報は全て、情報としてある以上、漏れてしまう可能性は否定できないのです。現に漏れているのですから。
まあ私がどこにいるのか知りたいのは嫁くらいでしょうが・・・。
 
 
by藤原