3cfaf54e.jpg西鉄が、福岡市内で運行する路線バス約1350台の車体の行き先表示を、2007年度までにLED(発光ダイオード)のデジタル表示に切り替えることと発表したそうだ。LED表示は、全路線を網羅できるため、柔軟な車両配置が可能となり、経営効率化が図れるとしている。

行き先表示は、車体の前、後、左側部の計3カ所にあり、現在は行き先を印刷したフィルムを巻いた「方向幕」を使用しているとのこと。方向幕は50〜60の限られた行き先しか表示できず、バスが走れる路線が固定化。故障などに備え、方向幕を持つ予備車を数台、営業所に待機させなければならなかった。

西鉄は昨年度からLEDへの切り替えを本格化させ、既に約300台に導入している。今後、新車はLED表示を採用、運用中のバスも表示だけを順次更新する。インターネットを使った運行状況通知システムの導入も進んでおり、LED表示と組み合わせてバスの効率的な運行と保有台数の抑制を目指すそうです。

 

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