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太宰府駅を結ぶ「国博散策路」が完成し、三十日午前、開通式が行われたそうだ。

九州国立博物館の開館に向け、福岡県太宰府市が整備を進めていた同館と西鉄散策路は総延長690メートルで、総事業費15億8千万円。完成までに5年をかけ、天満宮参道裏手の住宅や駐車場を買収して整備したそうで、生活道路も兼ねており、幅5メートルの車道の両側に幅2.5〜2.8メートルの歩道も完成。

光明寺の鐘楼や太宰府天満宮の浮殿など、史跡が多い沿道の環境に配慮して、光明寺の塀などには手をつけず残したそうで、散策路沿いを流れる藍染川を暗渠(あんきょ)化する計画もあったが、地元に保存を望む声があり、約15メートル区間だけを原形のままに残し開通したそうです。

 

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