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6日午後4時50分頃、熊本県氷川町今の住民から「近くに住む男が竹の棒を持って暴れている」と110番があり、氷川署員が駆けつけたところ、同所の無職、浅山政蔵さん(90)方の敷地内に血痕があり、近くのミカン畑で浅山さんと妻のミスさん(86)が首など数カ所を刺されて倒れているのが見つかり、同県八代市内の病院に運ばれたが、間もなく2人とも死亡が確認されたそうだ。

同署は、現場近くにいた孫の浅山勇介容疑者(27)を殺人の疑いで緊急逮捕し、詳しい事情を聴いているとのこと。

調べでは、勇介容疑者は同日午後4時半ごろ、自宅にいた浅山さん夫妻を殺害した疑いである。

勇介容疑者は「(状況は)分からない」「やっていない」などと話すだけで調べに応じていないが、ぐったりした浅山夫妻を農業用一輪車に乗せて近くのミカン畑へ運ぶところを近所の住民に目撃されているほか、返り血を浴びていることなどから容疑者と判断したそうだ。

凶器とみられる包丁も、勇介容疑者がミカン畑に捨てるところを近所の住民が目撃し。署員が発見したとのこと。

浅山さん方は夫妻と勇介容疑者、その母親の4人暮らしであり、事件当時、母親は外出中だったそうだ。

近隣住人の話によると、勇介容疑者は数年前に大学を卒業後、帰郷、その後は仕事をせずに家に引きこもっていたそうで、両親は公務員だったが、6年ほど前に父親が亡くなり、落ち込んでいる様子だったという。

近くの主婦は「母親は『外で働いてくれれば』と悩んでいた」と話しているそうで、浅山さん夫妻と老人クラブ仲間の近所の女性(71)は「いつもにこにこして仲のいい夫婦だったのに」とショックを受けていたそうだ。

今回の事件で、勇介容疑者の動機は判然としないが、近年、身内を殺害する事件が、多発している。又、勇介容疑者も同様、最近、TVの報道などで「ニート」と云う言葉をよく耳にし、社会現象となっている。

彼らは、仕事やアルバイトをしないどころか、家に引きこもり、更に“自分の部屋”から出てこようとしないそうだ。

このような状況を打開しようと親は、「仕事をしろ!」などと必死になる。それは当然のことである。

しかし、彼らは、その言葉に「うるさい!」「面倒臭い!」と逆上し、親に対して危害を加えるようになり、今回の事件などに発展するのである。

結局、こういった環境を抜け出すのは本人の意思の問題であり、親が何を言おうと解決の道は開けない。

そこで、やはり親子が向き合って話をする場を設け、今後のついて、色々な話をする事が必要であると思われ、先ずは、現状を見つめなおすのが「最善の策」であるのではないかと考えられる。