
JOC理事25人と競技団体代表ら30人の計55人で作る選定委員会のうち、東京、福岡の支持を示唆するのはわずか数人・・・。
大多数は態度を保留しているそうで、その背景には、30票を持ち、JOC理事をも輩出する競技団体の思惑があるとのこと。
競技団体幹部は一様に、五輪を契機にした特定施設や選手強化拠点整備に期待を表明し東京、福岡の計画どちらが、その競技団体の将来のためになるかを見極める構えだそうだ。世界でより戦える都市を選ぶという選考基準とは異なる次元で、事態が動く可能性もあり、福岡は、関係のある理事らを含め、ある程度の基礎票も持ち、首都東京が確実に有利とは言えない状況とのこと。
ただ、世界で戦うには知名度や都市力の点から東京が有利との見方は根強く、また、首都東京の方が「国の全面支援を受けやすい」との意見もあるそうだ。
正直、オリンピックを福岡で開催するのは“無謀”ではあると思うが、福岡県民として我が福岡での開催を望むところである。