最近、梅雨もあってよく雨が降る。
梅雨時の張り込みは、車輌内での場合、車内が外側から見え難くなり、通行人も傘を差して足早となる為、それだけこちらの発覚率が減少される。
相手から見え難いと云う事は、こちらからも見え難い事となるが、先日、弁護士を訪ねた際、雨が災いして、事件が発生した事例を聞いた。
内容は詳しくは話せないが、交際相手の女性が、男性とホテルに入り、その男性と全く同じシルエットの男性が同じ車種の車で出てきて、追い掛けた。
そして引き止めて話しをしたところ、シラを切るので殴ってしまった。
同じ人物と思いきや全くの別人だったのである。
相談者は入れ替わったハズだと強く主張していたそうであるが、結果、偶然にも似た人、車に惑わされた相談者の勘違いであったそうだ。
プロであれば、車輌ナンバーや対象者の顔を視認するため間違うはずも無いが、相談者が当日の梅雨時の雨に戸惑い、事件に発展した事例である。