8a602e8a.jpg久留米市家庭子ども相談課が児童虐待の疑いがあるとして対応した件数が、平成14度は年間56件だったのが、平成17年度は117件と、この3年間で倍増していたことが分かったそうだ。

児童虐待の認知は、児童相談所からの受け付けが最も多いが、「家族・親せき」からの通告件数の割合が04年度の6%から05年度は17%へ、「近隣・知人」からも同じく6%から14%へと増加しているのが特徴で、児童相談所は「通告の意識が市民に広がって相談件数が増えるのと同時に、家庭の養育力が低下している」とみているとこのと。

平成17年度の対応件数の内訳は、ネグレクト(養育放棄)が50件と最も多く、次いで身体的虐待41件、暴言を吐くなどの心理的虐待が22件などで、性的虐待は4件だったで、ネグレクトでは、ある小学校から「男児がいつも『食べ物が欲しい』と訴える」との相談があり、児童相談所の職員とともに家庭訪問。親が毎日1、2時間しか自宅に戻らず、食事も入浴もさせていない虐待が分かり、男児を同相談所に保護してもらったケースがあったそうだ。

家族からの通報で、母親が「思い描いていたように育たない子はいらない」として児童の首を絞める身体的虐待もあったとのこと。