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千葉県船橋市の「サッポロビール千葉ビール園」駐車場で2月に現金輸送車から現金約1900万円が強奪された事件で、県警は、強盗致傷容疑で、東京・渋谷の女子大生誘拐事件で起訴された2人を含む男女4人の逮捕状を取ったそうだ。

22日午後にも再逮捕する方針で、4人は広域強盗団の一員で、指示役は岩手県内の山口組系暴力団員とされており、同組員についても、県警は銃刀法違反容疑で逮捕状を取り、同日朝から岩手や宮城、東京、兵庫の4都県の関係先などの家宅捜索を始めたそうだ。

再逮捕されるのは、女子大生誘拐事件で起訴された元山口組系組員伊藤金男(49)、中国籍の李勇(29)の両被告と、05年10月に船橋市内の安売り店から現金約800万円を強奪したとして、すでに県警に逮捕・起訴されている夫婦。指示役の組員は4人に拳銃を渡した疑いが持たれているとのことだ。

調べでは、4人は2月3日正午ごろ、同ビール園駐車場で集金中の警備員をナイフで刺すなどし、現金輸送車から現金を奪ったとされ、伊藤被告ら男3人が実行役で、妻が逃走車を運転していたそうだ。

4人の所属する広域強盗団は、中国、韓国などの外国人を含む約20人で構成。刑務所や暴力団を通じて知り合い、離合集散しながら、05年末ごろから千葉、静岡、埼玉などの関東周辺で10件以上の強盗事件を繰り返していたそうだ。

ビール園での現金輸送車襲撃にかかわったとされる夫婦も、夫が別の事件で宮城刑務所に服役していた時、服役していた男を通じて知り合った同組員から、伊藤、李の両被告を紹介されたとされる。

更に、同夫婦とともに安売り店事件で逮捕・起訴された白岩弘行(62)、滝沢利治(51)の両被告は、91年の富士銀行(当時)行員誘拐事件を引き起こした仲間だった。女子大生誘拐事件も当初は2人が計画し、05年夏から下見していたが、強盗団内の仲間割れから、伊藤被告らに横取りされたと同県警はみているとのこと。

一方、同組員は少なくとも拳銃3丁を入手していた可能性があることも県警の調べで判明。誘拐事件で使われたほか、現金輸送車襲撃事件でも1発撃ったと4人の一部は供述しているとのこと。