恋愛の末の結婚、その結婚がすばらしい未来への船出となり、幸せな家庭を形成するかは、恋愛感情に飲み込まれている若い内は、格好や年収など目の前のことを優先し、パートナーの優しさや実直さ、誠実さなどを最重要なこととして捉えるには、初婚であれば特に後回しになりがちです。

通常であればその時点で疑いも無いほど婚約者のことを知り、婚約となるのが通常でしょう。

結婚しかし、実際には、結婚相手のことをよく知らず婚約し、結婚式場を予約したりと事の運びが前後しているカップルが多いように感じられます。

核家族化が進んだ事により、結婚後の家族同士の交流が遠退いている事から家族に紹介する前に自身の中で決定してしまうケースが多いのか、家族に相談も無く自己完結してしまい、結果周囲を巻き込んだ騒動になってしまう。勿論、当事者同士が良ければと云うのは勿論ですが、事前に結婚相手の家族とお会いするのは、結婚後の付き合いから鑑みれば当然必要となって来るはずです。しかし無視されてしまっている。

以前は、婚約者の両親と既にお会いし、事前に身上書を交わした中で、当人のご両親から結婚に関する調査の依頼をお受けするのが一般的でしたが、昨今、相手の両親とお会いする以前の段階で、相手のことを知っているようで詳しく知らぬままに婚約してしまい、困惑の中で依頼してくる結婚の当事者が増えています。

具体的にに申し上げると、結婚相手が実は妻子のある既婚者である事を隠して交際していたり、金銭をだまし取るために結婚を匂わせ財布はいずれ同じになるからと多額の金銭を借り受けたり、消費者金融などから金銭を代わりに借りさせたり、多額の借金を持ちながら逃亡している中で妊娠を機に止む無く婚約していたりとするケースです。
こうなると自身の自宅へ招くことはできません。両親に会わせる事もできないでしょう。

では両親と会った、一人暮らしの自宅にも訪問したから安心かと言うと、そうも言い切れません。

なぜなら、一人暮らしの彼と思っていたが、実は彼の友人の家を偽装していたり、電話で話しをした両親が、実は代役を頼んだ友人だったり、独身の証明として渡された戸籍が偽造されたものであったり、"なぜこんな事までして・・・?"
愛すべき婚約者の人間性すら疑うべき事実が判明する事は、調査上多々あり、どうしても別れたくなかったり、お金を引き出すため手放したくなかったりと云う、自己の欲求を実現するために、平気で"ウソでしょ!?"云うようなことをする輩が多くなっているためです。

恋愛感情が最たる時期は、「彼・彼女に悪いから」とお思いの方もいらっしゃいますが、生涯のパートナーとなる人物であるからこそ、
不幸な結末になる前に、ふりかかる脅威に対抗しなければなりません。優しい人柄だからこそ相手を信じ、良心が弊害になるっているのではありませんか?

 

帝国法務調査室