今年2006年の冬は暖冬で過ごし易い日が続いておりましたが、本日は冬らしい震えるような寒い気候となり、現場の調査員達にとっここまでもはなりませんが・・・探偵福岡事件簿ては大変厳しい季節が本格化しました。(この程度の寒さでしびれているようでは北海道の協会加盟員の○○さんに笑われてしまいますが・・・。)

車輌での張り込みは、車内で調査対象者を待つため、寒さとは無縁のイメージをお持ちでしょうが、実際のところ、エンジン音を消すために、エンジンを切ったりするため、エアコンも効かず、又、ガラスのくもり止めのために対象者から見え難いウインドウを開けて外気を入れるため、外にいるのと何ら変わりはありません。(風はしのげるので体感温度は立ち張りよりマシですが・・。)

寒い中での調査は、つらいばかりではありません。例えば、寒さゆえに調査対象者が凍えて身を固めるため、周囲に対する警戒心をといてしまいがちであったり、浮気調査の場合ですと、ホテルなど密室に行く前に、外で腕を組んで歩いたり、更には抱き合ったりと、証拠撮影のチャンスが増える訳です。

どこまでもどこまでも←写真のお二人くらい、外で密着してしまったりする訳です。(冬ソナファンの方、例に出してゴメンナサイ。)

調査対象者がどこまで親密な関係であるのか視認できるわけですし、裁判上、裁判官に不貞行為の事実と、依頼人の請求の正当性を主張する絶好の証拠物の一つになるわけですから、撮影には気合が入りますし、撮影後「オッシャー」などと心の中でつい叫んでしまったりしてしまいます。

クリスマスイルミネーション証拠蒐集の義務を負う我々にとっては、クリスマスやバレンタインなどイベントの多いこの季節は、証拠蒐集だけの観点から視ると、忙中閑ありと何とか時間を見つけて不倫デートに出かけたり、寒さ相俟って密着したりと、絶好のシーズン言えるかも知れません。

クリスマスなどのイベント前後に無理して時間を作ってイソイソと出掛けると、パートナーには浮気相手に会いに行くのもバレバレで、このシーズンの調査依頼は、一回のみの調査で、入れば依頼人が予想した通りの不貞の証拠が上がってくるのが殆どです。

忘年会だ、送別会だ、同僚との飲み会だと飲み事が多いこのシーズン、心配の種の真実はいかに!?

話しがそれましたが、この冬も気合で乗り越えたいと思います。「バッチコーイ!」

探偵福岡事件簿