二日に一度はタバコを買う。ときには張り込み前にコンビニで、ときには駅前の自販機で。今月に入ってから、その自販機に変な箱がぶら下がっている。ショボくれた目を凝らしてみると

taspo(タスポ)申込書

とある。taspo、だと?

俺はいまさら変テコ吝なヨコ文字に驚くほどには浮世離れしてはいないおじさんだが、すいか・とるか・もびっと・えっじい、などと言われると、「スイカ泥棒がどうした、あ?」なのである。なお、むりやりひらがなにしたのはささやかな抵抗にすぎない。
で今度は「たすぽ」ですかい。やめてくれよ。

ブログに書き込むのは今回がはじめてであるので、今日はここまでで遠慮しておく。引き延ばし作戦ともいう。
次回、たすぽを含むICカードの弊害について書くとする。次回がいつになるかは分からない。書くのを忘れるかもしれない(よくあることだ)。

せっかくなので予告編として書いておくが、ICカードを使った決済手段のはらむ危険性にはよくよく注意した方が良いようだ。
ちなみに、たすぽでは嫌でもこうしたハイテク決済方法でしか煙草が買えなくなるという。
(参考)「たばこの自動販売機が変わります」(taspo.jp)

いいじゃねえか、ニコニコ現金払いでさぁ。

平川記