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2008年も瞬く間に過ぎ、2009年を迎えようとしている。

今年は思うとおりの活動ができたであろうか。

福岡の街 調査の面では特殊機材を多数導入、既存の機材の追加導入と、新機材の研究・開発関与(現在進行中のものもある)及び導入により調査部の撮影技術の充実を図った。
調査員の力量とレベルアップに課題が残ったが、夜間撮影時における撮影は納得の行くレベルにあると考えている。
機材は良くとも、あとは要するに使う側の問題である。
効率よく調査を進める事ができるのは、各員の機材の使い方や工夫次第である。

 また、7月には熊本進出を果たした。
熊本事務所南九州、特に熊本地区での調査依頼、ご紹介が増えつつあった事による対応策として、検討を始めた事がキッカケだった。
やはり福岡からの出張調査は距離的問題が弊害となる。
土地勘については、大手探偵社に在席当事から九州全土を周り十数年、問題無く把握しているが、移動中熊本事務所の拘束時間が長い事より、難しい調査の場合、頻繁な現地確認作業が制限される。ようは細かな点を検討し、試行錯誤しながらネチネチ攻められないのである。
現在は、本部との協力関係なども含め、私が考える水準を維持できていると考えている。

 協会活動に於いては理事就任後の活動に於いて、協会加盟員の広報活動を中心に活動した。


 探偵業界では、多くの探偵社が無くなり、また活動休止状態となったようであるが、探偵業の施行による一時的な素人の寄せ集め集団が開業し、1年も経たずに消えていったためであろう。
不況の折、依頼側が慎重な判断や評判の確認、会社診断の末にご依頼を決断されている感を受ける。
大手探偵社もしかり、調査員の調査の力量と問題解決への情熱持たない探偵は、いずれ淘汰され、消えて行くだろう。


 調査は諦めないという気持ちが大切だと常々思っている。
コツコツと真面目に取り組みつつ、大胆な発想で結果につなげること。
平常心と経験の下の判断があれば、必ず高いハードルも越えられる。


今年も皆様のご協力で多くのハードルを越えることができました。

誠にありがとうございました。

心より感謝致しております。

来年2009年度も何卒よろしくお願い致します。

 

帝国法務調査室 山口